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2012年12月28日金曜日

2012年度3月例会 「書評会・近代天皇制国家研究の到達点と現代歴史学の課題」〔2013年3月10日(日)〕開催のお知らせ


歴史学研究会近代史部会では、2012年度3月例会として、「書評会・近代天皇制国家研究の到達点と現代歴史学の課題―安田浩『近代天皇制国家の歴史的位置』をどう受け止めるか」を以下の要領で開催いたします。
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。


書評会・近代天皇制国家研究の到達点と現代歴史学の課題
安田浩『近代天皇制国家の歴史的位置』をどう受け止めるか


近代天皇制国家研究において数々の業績を残した安田浩氏がこの世を去ってから、早くも1年余りが経過した。

安田氏は最後まで近代天皇制国家の特殊性にこだわり続け、その死の間際まで執筆・編集を行った『近代天皇制国家の歴史的位置』(大月書店、2011年)が他界後に刊行されている。私たちは安田氏の研究成果をどのように受け止め、乗り越えていくべきなのか。

本書評会は、気鋭の研究者である河西秀哉氏・千葉慶氏の書評報告と、長年の友人であり遺著の編集にも深く関わった渡辺治氏からコメントをいただき、今後の天皇/近代天皇制国家/天皇像研究を展望する試みとしたい。

《書評報告》
 河西秀哉氏
 千葉慶氏

《コメント》
 渡辺治氏

 ◆会場:早稲田大学早稲田キャンパス22号館201号室

 ◆日時:2013年3月10日(日) 13:00~

 ※資料代のみ実費をいただきます。

2012年6月13日水曜日

歴史学研究会近代史部会 2012年度大会批判会のお知らせ

歴史学研究会近代史部会では、5月に行われた大会の批判会を開催します
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。

日時:2012年7月29日(日)13:00~
会場:早稲田大学早稲田キャンパス 14号館804教室[地図]

報告批判者:
石居人也氏・淵田仁氏

主催:歴史学研究会近代史部会

歴史学研究会近代史部会 2012年度修士論文報告会のお知らせ


歴史学研究会近代史部会では、今年も修士論文報告会を開催します。
どなたでもお気軽にご参加いただけます。

日時:2012年7月28日(土)13:00~
会場:早稲田大学早稲田キャンパス 14号館804教室[地図]

報告:
堀内孝氏
「明治期農学校における獣医育成―「富国強兵」と青森県立畜産学校」

井上直子氏
「1930年代における女性の政治主体形成のあり方―選挙粛正運動、公民科にみる「女性」と公民」

李杏理氏
「「解放」直後在日朝鮮人による獨酒闘争の史的考察―生活とジェンダーの諸相」

参加費:資料代のみ実費をいただきます。
主催:歴史学研究会近代史部会

2012年3月31日土曜日

2011年度3月例会の様子

* 2012年3月25日に行われた3月例会の様子です *

佐藤氏の報告

森下氏の報告

討論の様子

*たくさんのご来場、ありがとうございました*

2012年3月4日日曜日

歴史学研究会近代史部会 3月例会のおしらせ


歴史学研究会近代史部会3月例会を下記の通り開催いたします。
どなたでもご参加できます。どうぞお気軽にご参加ください。


*****
歴研近代史部会3月例会
【テーマ】20世紀前半の都市空間をめぐる諸相


【報告】
 佐藤美弥氏「東京における建築技術者の文化活動について――その転回と潜行」
 森下嘉之氏「住宅をめぐるチェコ現代史-自由主義でもなく、社会主義でもなく-」

【日時】2012年25日(日) 13:00~

【会場】早稲田大学早稲田キャンパス 26号館 301会議室(大隈講堂横のタワー三階)
    地下鉄(東京メトロ東西線)「早稲田駅」より徒歩約5分。
     *大学周辺・学内の地図は下記をご参照ください。
       http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

【参加費】資料代のみ実費をいただきます。

【主催】歴史学研究会近代史部会


*****

2011年6月24日金曜日

2011年度大会の批判会を開催します。

歴史学研究会近代史部会では、


5月に行われました大会の批判会を、下記のとおり開催します。


ふるってご参加ください。




  記


2011年度歴史学研究会近代史部会大会報告批判会
日時:2011年7月10日(日) 13:00~
会場:早稲田大学早稲田キャンパス11号館804教室http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
報告批判者:中嶋久人氏 ・ 岡田泰平

2011年4月4日月曜日

2010年度2月例会の様子


* 2011年2月26日に行われた2月例会の様子です *


*当日はお二人のご報告と問題提起をうけて、制限時間いっぱいに活発な議論が交わされました*


*たくさんのご来場、ありがとうございました*

2011年2月9日水曜日

2月例会のお知らせ

歴史学研究会近代史部会2月例会
下記の要領で2月例会を開催します。どうぞお気軽にご参加ください。
*********
日時:26日(土)、13:00~
報告:新井正紀
   1920-30年代のソ連邦における反宗教活動とソ連邦「国民」の形成―ウラル地方を事例として―
    廣木尚
   黒板勝美の通史叙述―『国史の研究』第一版、第二版を中心に
会場:早稲田大学早稲田キャンパス 14号館804会議室
     地下鉄(東京メトロ東西線)「早稲田駅」より徒歩約5分。
     *大学周辺・学内の地図は下記をご参照ください。
参加費:資料代のみ実費をいただきます。
主催:歴史学研究会近代史部会
       

2010年8月15日日曜日

歴史学研究会近代史部会9月例会


修士論文報告会

歴史学研究会近代史部会は、今年も修士論文報告会を開催します。
2年間+αの成果である修論を書き終えても、その成果を大学を越えて検討するような場は、あまりありません。
この報告会が、論文執筆者と、目下論文執筆に取り組んでいるみなさま、あるいはかつて修論を書いたことのある
みなさまの、研究交流と出会いの場となることを願っています。どなたでもお気軽にご参加いただけます。

日時:95日(日)13:00~
会場:早稲田大学 26号館(大隈記念タワー)301教室(3階)
   東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分 
[地図]
報告:遠藤慶一氏
      「19世紀合衆国の黒人国外移住運動にみるハイチ像」
    鳥羽厚郎氏
      「1920年代における日本海軍の合理化過程の一考察
       - 海軍予算構造と艦艇補充計画成立過程を中心に-」
   
参加費:レジュメ代のみ、実費をいただきます
主催:歴史学研究会 近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/

2009年10月26日月曜日

2009年度10月例会の様子

* 10月24日に行われた10月例会の様子です *

                (手前から)報告者の増田好純氏と佐々木啓氏


                           会場の様子

*当日はお二人のご報告と問題提起をうけて、活発な議論が交わされました*

*たくさんのご来場、ありがとうございました*



2009年10月7日水曜日

10月例会のお知らせ

下記の要領で10月例会を開催します。どうぞお気軽にご参加ください。
 
 ****************

 歴史学研究会近代史部会10月例会

 日時:1024日(土)、13:00~
  
 報告:佐々木啓
     戦時期日本における皇国勤労観の論理と機能

     増田好純
      ナチ・ドイツにおける労働動員
       ―ドイツ人・外国人・強制収容所囚人、ユンカース航空機・発動機製作所を例に-
 
 会場:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室
     東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分
[地図]
 
 参加費:資料代のみ実費をいただきます。

 主催:歴史学研究会近代史部会


ビラ/ポスターPDFをダウンロード

2009年8月25日火曜日

修士論文報告会を開催します

 下記の要領で修士論文報告会を行います。
 みなさまのご参加をお持ちしております。




歴史学研究会近代史部会9月例会

修士論文報告会

歴史学研究会近代史部会は、今年も修士論文報告会を開催します。
2年間+αの成果である修論を書き終えても、その成果を大学を越えて検討するような場は、あまりありません。
この報告会が、論文執筆者と、目下論文執筆に取り組んでいるみなさま、あるいはかつて修論を書いたことのある
みなさまの、研究交流と出会いの場となることを願っています。どなたでもお気軽にご参加いただけます。

日時:926(日)(土)13:00~
会場:早稲田大学 26号館(大隈記念タワー)3階
   東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分 [地図]
報告:武田祥英氏
    第一次大戦初期の英国における対パレスチナ政策の検討
    ――ユダヤ系閣僚ハーバート・サミュエルのオスマン帝国領土分割構想の分析から
   松岡 昌和 氏
    日本軍政下シンガポールにおける「日本の歌」
参加費:レジュメ代のみ、実費をいただきます
主催:歴史学研究会 近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/


2009年5月11日月曜日

4月例会の様子


↑ 報告者の栗原氏。


↑ 報告者の三原氏。


↑ 会場の様子と趣旨文を読む運営委員。


↑ 会場の様子(前から)。

たくさんのご来場、ありがとうございました。

2009年4月6日月曜日

4月例会のおしらせ

 下記の要領で4月例会を行います。
 みなさまのご参加をお持ちしております。

****************

歴史学研究会近代史部会4月例会

日時:2009年425日(土)、13:00〜

参加費:資料代のみ実費をいただきます。

会場:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室 [地図]

報告者:
三原容子氏「アナキズムの歴史研究の理由と方法について」
栗原涼子氏「アメリカの第1派フェミニズム運動におけるアナーキストフェミニズムの特異性について――とくにアナーキストフェミニストとセクシュアリティー、産児制限運動」


主催:歴史学研究会近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/

2008年11月13日木曜日

11月例会の様子



報告者のお2人と、司会(運営委員)。





討論の様子。
たくさんのご来場、ありがとうございました。

2008年10月19日日曜日

11月例会のお知らせ

下記の要領で11月例会を開催いたします。どうぞお気軽にご参加下さい。

*******************

歴史学研究会近代史部会11月例会

ナショナル・ヒストリーのつくり方

日時:119日(日)1300

会場:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室
   東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分 [地図]

参加費:レジュメ代のみ、実費をいただきます

報告:立石洋子
   スターリン政権期のソ連における自国史像の変遷

   長谷川亮一
   「皇国史観」における「日本」の範囲と「八紘為宇」の理念
                  ――文部省編纂書籍を中心に
 
※参考文献 
 長谷川亮一『「皇国史観」という問題』(白澤社,2008年)
 立石洋子「ソ連における「国民史」の創造」(『歴史学研究』845,2008年)

主催:歴史学研究会近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/

2008年4月22日火曜日

修論報告会のお知らせ

近代史部会 修論報告会(5月例会)
 歴史学研究会近代史部会は、昨年度から開催している修論報告会を、今年度も引き続き開催することになりました。現状では、修士課程の2年間(それ以上)の成果である論文を書き終えても、大学内での成果報告会以外で(大学を越えて)検討しあう機会が、それほど多くはありません。そこで本部会は修士論文報告会の場を企画しました。この報告会が、修士論文の成果を報告していただき、修士論文執筆者相互の、また修士論文執筆者と研究者との研究交流の場となることを願っております。
 会員の皆様をはじめ、関心のある多くの方々の参加と活発な討論を期待いたします。本年度の報告者、報告題目、要旨は以下の通りです。

日時:2008年531日(土)、13:00〜17:50
   ※残念なことに、土曜日は研究棟にオートロックがかかってしまいます。可能な限り、時間通りのご来場をお願いいたします。
会場:東京大学駒場キャンパス 18号館2階 院生作業室
報告者:

黄綿史氏
言説としての『女性同性愛』の誕生
1910年代~1930年代の下層階級における『同性愛』関連記事の分析
階級、ジェンダー、民族という視点から1910年~1930年代の新聞・雑誌をもとに、当時の言説上における「女性同性愛」を分析し、女学生と女工との問題化の論理構造の差異を考察する。

大溪太郎氏
ノルウェーにおける政治的スカンディナヴィア主義の展開
1864年から1870年代前半を中心に
1864年のデンマーク-ドイツ戦争を契機とする若手歴史家の議論を中心に、ノルウェーにおける政治的スカンディナヴィア主義の思想的基盤を明らかにしつつ、19世紀後半の右派の結集に果たした政治史上の意義を考察する。

本多光氏
1903年ディック法にみるアメリカ合衆国民兵制度改革
連邦国家アメリカにおける民兵管理権問題
本報告においては、アメリカ合衆国における民兵(militia)について論じる。建国以来各州が独自に管理してきた民兵に対する連邦政府の管理権限を規定した1903年ディック法に焦点を当て、この改革法の性格とその成立過程を検討する。

荻野夏木氏
近代における民衆の「不可視の世界」
明治期を中心に
なぜ人は、占いや祈願、怪異を信じるのか。これらの「不可視の世界」は、近代において「迷信」であるとされ、排撃や啓蒙の対象となった。しかし、民衆の生活や思考の中に「不可視の世界」への信仰と関心は生き続け、やがて「新科学」や文化としても追究されるようになる。その過程を、新聞史料等を通して追っていく。


ポスター:

ご自由にご利用ください。関係個所に掲示いただけましたならば幸いです。

2008年4月21日月曜日

4月の例会のお知らせ

例会を開催します。みなさまのご参加をお持ちしております。

近代史部会 4月例会
日時:2008年426日(土)、13:00〜
会場:早稲田大学文学部キャンパス第一会議室(33−2号館)
報告者:

千葉慶氏「任侠道、沖縄に出会う:「分類」の詩学としての東映任侠映画と詩学の崩壊に関する一考察」
高井万寸美氏「人種の記号化:R・ヴァーグナーの論文『音楽におけるユダヤ性』にみられる表象としての「ユダヤ」」



【報告要旨】

任侠道、沖縄に出会う
──「分類」の詩学としての東映任侠映画と詩学の崩壊に関する一考察──
千葉慶

 一般に歴史学において、「分類」を論じる際には、政治的制度や言説に焦点が当てられるのが常である。本発表では、「分類」がわたしたちの生活に浸透する別の側面──物語として流通/内在化される過程──に着目してみたい。
 東映任侠映画とは「分類」の詩学である。登場人物に「分」を与える「分類」の安定性が、任侠映画世界に秩序を作り出した。その秩序は、任侠道の掟を遵守する〈親分‐子分〉の家父長制的縦軸を基軸としている。そして、そのブーム(1964〜72)は高度経済成長期と重なっている。熱狂的支持者は、社会変動期の混乱に苦悩する主人公たちに、自己(オレは高度経済成長期から疎外されている…)を重ね合わせることで同一化し、象徴秩序による充足感を得たがり、任侠映画の家父長的幻想とミソジニー的な「分類」の詩学を学習していったのである。
 対して、深作欣二は任侠映画が自壊する前に、「分類」の詩学の強度を試す実験を繰り返した。『博徒外人部隊』が興味深いのは、任侠映画の内外からあらかじめ疎外されていた沖縄を欲望の中心として描きこんだ点である。果して、「外部」の導入は、「分類」が正統性を有した絶対的なるものではなく、閉鎖空間の中での作為でしかないことを暴露した。また、「分類」される側から「分類」し返す実践によって、「分類」の正統性は相対化されるに至った。私たちは、ここに「分類」に抗する詩学を見出すことができる。

人種の記号化:
R・ヴァーグナーの論文『音楽におけるユダヤ性』にみられる表象としての「ユダヤ」
高井万寸美

 従来の研究においては、音楽家リヒャルト・ヴァーグナーの反ユダヤ論は国民社会主義との関連で論じられることが多かった。
 これに対して本報告では、ヴァーグナーの言説を当時のドイツにおける反ユダヤ論とのコンテクストのなかで捉え、その位置づけを探る。R・リュールプによれば、ドイツ社会において1870年代以降、「反ユダヤ主義の世界観化」という傾向が強まるのであるが、1850年に発表されたヴァーグナーの反ユダヤ論において、すでに「ユダヤ」の記号化・世界観化という現象が認められるのである。

2007年10月22日月曜日

ありがとうございました



たくさん皆様のご参加を頂き、10月例会「現代社会運動史資料の海へ」は盛況の裡終了致しました。ありがとうございました。
私たち運営の不手際により、議論に十分な時間を確保できなかったことが残念ですが、何らかの形態で、このような議論を継続してゆく方策を探ってゆきたいと思います。
また報告者の相川さん・友澤さん、コメンテータの原山さん・檜皮さん、そして休日にも関わらず今回の企画を快くお引き受けいただきました埼玉大学共生社会研究センターの藤林さん、ほんとうにありがとうございました。

2007年10月21日日曜日

10月例会のお知らせ

例会を開催します。みなさまのお申し込みをお持ちしております。

テーマ:

現代社会運動史資料の海へ
──埼玉大学共生社会研究センター見学・報告・交流会──

参加申し込み方法:定員は20名、予約制です。

会場整理の都合上、107日(日)までに、歴史学研究会近代史部会運営委員、大和孝明(やまとたかあき)までご連絡下さい。先着順で、ご案内を差し上げます。
定員一杯となった場合、ご来場をお断りすることがございます。大変心苦しいことではありますが、どうぞご了承下さい。

日時:1021日(日)、11:45〜17:00
会場:埼玉大学共生社会研究センター(総合研究機構3F)

当日は11時45分に埼玉大学正門前にお集まりください。部会運営委員が皆様を会場へお連れします。それ以後に来られた方は、直接会場までお来し下さい。
当日昼食休憩はございませんので、あらかじめ済ませた上でご参加下さい。
[案内図][バス:北浦和][バス:南与野]

日程:

1. センター見学とご担当者による説明
2. 二名の研究者による報告、二名のコメンテーターによる問題提起
3. 総合討論

報告者:

相川陽一氏(一橋大院)「地域ベ平連調査からみえてきたもの」
友澤悠季氏(京都大院)「センターとの出会いから考えたこと―宇井純公害問題資料を事例として―」

コメンテータ:

原山浩介氏(国立歴史民俗博物館)
檜皮瑞樹氏(早大院)

例会企画趣旨:

 埼玉大学の共生社会研究センターには、住民図書館をはじめとする団体や個人より寄贈を受け、現在も継続収集を行う、30万点を超える社会運動やNGO・NPO関連のビラ・ミニコミが収蔵されています。環境・人権・教育・平和・産業・生活問題など、そこにみられるテーマは幅広いものであり、同所は市民の活動を記録・保存し、社会に発信するための情報センターとしての機能を果しています。
また、日本消費者連盟・草の根通信(復刊)・練馬母親連絡会・国立市障害者自立運動・べトナムに平和を!市民連合(ベ平連)・横浜新貨物線反対運動・公害問題等、様々な運動に関する一次史料や、生涯をかけて公害問題に取り組んだ宇井純氏(1932-2006)の資料コレクション、東南アジアを歩き『バナナと日本人』や『ナマコの眼』などの著作を残した鶴見良行氏(1926-1994)の残した蔵書・研究ノート等が存在しています。
 これらの史資料は『「生活の質」を捉え直し、多価値の時代における共生のあり方を考察し、社会に還元する』(センターHPより)目的は勿論のこと、特に研究者にとっては、1960年代以降の社会運動を考える上で、大きな手がかりになることが予想されます。しかし現代の人文社会科学は、現代社会運動史資料の実態解明や収集・保存・活用について、未だ方法論を確立したとは言いがたい状況にあります。
 そこで、このたび歴史学研究会近代史部会は、センターのご協力をいただき、現地での史資料見学・個別報告・交流会を一体化した例会を企画することにいたしました。
 本企画は、現代社会運動研究・調査についての論点共有や、研究基盤作りのための第一歩であることを目的としています。学知の境界を超えて、社会運動を「現場」の視点から改めて問い直すことや、現代史資料を収集・保存・活用すること、そして記録や証言自体の持つ意味について、話し合ってみたいと思います。
 これから研究をはじめようと考えておられる学部生・院生や、すでに研究をすすめておられる研究者、現代史資料を扱っておられるアーキビストなど、ご興味をお持ちの皆様。センターに集い、一緒に語り、考えてみませんか。


ご注意:

埼玉大学共生社会研究センターは、この企画に対し、会場確保・内容説明等の点でご協力くださっています。しかし例会企画・運営・実行の責任は、歴史学研究会近代史部会にあります。例会について埼玉大学にお問い合わせいただきましても、回答しかねる場合がございます。
お問い合わせにつきましては、上述の大和アドレスまでご連絡のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。