2017年6月18日日曜日

修論報告会当日の様子

以前ツイッターにて告知いたしました、歴研近代史部会主催修論報告会が、6月10日に早稲田大学戸山キャンパス34号館350教室にて開かれました。

その当日の様子をレポートしていきたいと思います!

第一報告
吉田進也さん


20世紀転換期中国系アメリカ人二世の越境的地位向上戦略-人種・市民権・祖国政治」
吉田さんの報告は、20世紀前後の在米華僑が、アメリカ社会から受ける差別に対して、どのように自分たちの地位向上や境遇の改善をはかっていったかを考察したもので、非常に刺激的な内容でした!


刺激的な報告に、真剣な表情で討論が行われています!

第二報告
林優来さん
20世紀初頭のイタリアにおける飛行機文化史先端技術とナショナル・アイデンティティー
林さんの報告は、イタリアの最新技術であった航空技術に対する言説が、イタリアの国民形成にどのような影響を与えたのかを考察したものでした。じつは私も、とあるゲームでよく複葉機に蹂躙されるので、他人ごとではありませんでした!

 興味深い内容に、思わず不敵な視線を送っています。
第三報告
韓梨恵さん



1930年代における墓地規則違反と朝鮮社会」

 韓さんの報告は、植民地支配のもとにある朝鮮の民衆が、墓地規則に違反してでも自分たちの家族の安定を願う心性を描いたものでした!
面白い内容に討論にも熱が入ります!

修論報告会のレポートは以上です。
歴研近代史部会は次回、11月前後に若手研究者報告会を開催する予定です。詳細は決まり次第、追って連絡いたします。
なお、歴研近代史部会はツイッターでのいろいろな情報を発信しております。興味のある方は、ぜひ(@rekiken_kindai)のアカウントをフォローしてください。
では!ノシ



2017年6月4日日曜日

近代史部会当日の様子

2016年5月28日
於学習院大学目白キャンパス 西5号館303教室

会場の様子

◇ 第一報告 石原俊氏 「島民からみた硫黄島史
 -プランテーション社会、強制疎開と軍務動員、そして難民化-」

◇ 第二報告 三ツ井崇氏 「植民地期朝鮮における言語の政治史・社会史」
◇ コメント1 高江洲昌哉氏
 ◇ コメント2 村田奈々子氏
◇ 全体討論

白熱した討論になりましたね!ご参加いただき、ありがとうございました!