歴史学研究会近代史部会では、2012年度3月例会として、「書評会・近代天皇制国家研究の到達点と現代歴史学の課題―安田浩『近代天皇制国家の歴史的位置』をどう受け止めるか」を以下の要領で開催いたします。
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。
書評会・近代天皇制国家研究の到達点と現代歴史学の課題
安田浩『近代天皇制国家の歴史的位置』をどう受け止めるか
近代天皇制国家研究において数々の業績を残した安田浩氏がこの世を去ってから、早くも1年余りが経過した。
安田氏は最後まで近代天皇制国家の特殊性にこだわり続け、その死の間際まで執筆・編集を行った『近代天皇制国家の歴史的位置』(大月書店、2011年)が他界後に刊行されている。私たちは安田氏の研究成果をどのように受け止め、乗り越えていくべきなのか。
本書評会は、気鋭の研究者である河西秀哉氏・千葉慶氏の書評報告と、長年の友人であり遺著の編集にも深く関わった渡辺治氏からコメントをいただき、今後の天皇/近代天皇制国家/天皇像研究を展望する試みとしたい。
《書評報告》
河西秀哉氏
千葉慶氏
《コメント》
渡辺治氏
◆会場:早稲田大学早稲田キャンパス22号館201号室
◆日時:2013年3月10日(日) 13:00~
※資料代のみ実費をいただきます。