2010年7月8日木曜日

ドイツ現代史学会

ドイツ現代史学会より下記のとおり大会のご案内をいただきました。
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● ドイツ現代史学会2010年 第33回大会のご案内

日 時: 2010年9月18日(土)・19日(日)
会 場: 関西大学高槻キャンパス内「高岳館」(〒569-1095 高槻市霊仙寺町2-1-1)

◆ 大会プログラム

9月18日(土)
ワークショップ(13:00~17:30)
会場:大教室
第1報告:増田好純(東京大学):ナチドイツにおける労働動員――ユンカース航空機・発動機製作所を例に
第2報告:石井香江(四天王寺大学):象徴をめぐる政治と電話交換手のエージェンシー
第3報告:佐藤公紀(東京大学):ヴァイマル期ドイツにおける釈放者扶助の展開とその論理
第4報告:村上宏昭(関西大学):ヴァイマル期人口言説と有識者集団の成立
総会(17:30~18:00):大教室
懇親会(18:00~20:30):食堂

9月19日(日)
シンポジウム(10:00~16:00)
テーマ:ドイツ史のなかの「68年」
司会:西田 慎(神戸大学)
会場:大教室
第1部:報告(10:00~12:00)
 趣旨説明:西田 慎(神戸大学)
 第1報告:井関正久(中央大学):東ドイツにおける「1968年」の意義
 第2報告:田中晶子(京都市立芸術大学):「1968年」のアメリカニズム
 第3報告:水戸部由枝(明治大学):ドイツの「68年運動」と「性の解放」
昼休み(12:00~13:30)
第2部:討論(13:30~16:00)
 コメンテータ:小熊英二(慶応義塾大学)・高橋秀寿(立命館大学)

2010年7月1日
ドイツ現代史学会 第33回大会世話人 
 田野大輔(甲南大学)
 石井香江(四天王寺大学)


◆ 参加費用
 参加費:一般2000円、院生・学生1000円(その他、必要に応じて宿泊費・懇親会費)

◆ 関西大学高槻キャンパスへのアクセス
以下のURLをご覧下さい。

 キャンパスマップ
 http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/maptakatsuki.html
 交通アクセス
 http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html#takatsuki
 「大阪」駅からJR京都線で「摂津富田」駅下車
 「京都」駅からJR京都線で「高槻」駅(新快速停車)下車

◆ 連絡先

住所 〒583-8501 大阪府羽曳野市学園前3丁目2-1
    四天王寺大学人文社会学部気付 ドイツ現代史学会事務局 石井香江
電話番号 TEL.072-956-3181(代表)

◆ 注意:お申し込み方法、宿泊費・懇親会費などの詳細については、あらためてメールにてご連絡を差し上げます。また、郵送でのご案内状を希望され
る方は、次の宛て先 kae@shitennoji.ac.jp まで、郵送先をお知らせくださいますよう、お願いいたします。



2010年5月26日水曜日

2010年度大会の様子

5月23日に行われた歴史学研究会近代史部会大会の様子です。



                     趣旨説明をする佐貫正和運営委員




                        報告をする松田裕之氏



                         報告をする榎一江氏


                       コメントをする奥田伸子氏




                        コメントをする白井聡氏


                          全体討論の様子①



                          全体討論の様子②



                           会場の様子


              司会は、運営委員の太田亮吾と角田和広が担当しました。



たくさんのご来場ありがとうございました。



2010年4月10日土曜日

[速報]2010年度歴研近代史部会大会

歴史学研究会 近代史部会 大会

資本主義社会を生きるということ――労働の現場を通して

日時:2009年523日(日)、10:30〜

会場:専修大学生田キャンパス10号館 10201教室

報告者:

松田裕之
「20世紀初頭シカゴ食肉工場街の労働と生活――支配と変革の接点を探る」

榎一江
「工場の労働時間――日本製糸業の現場から」

コメンテーター:奥田伸子氏、白井聡

司会:太田亮吾(近代史部会運営委員)、角田和広(近代史部会運営委員)

時程:
10:30- 10:40 趣旨説明
10:40- 11:30 報告1. 松田裕之氏
11:30- 11:40 質疑
11:40- 12:30 報告2. 榎一江氏
12:30- 12:40 質疑
12:40- 13:30 休憩
13:30- 14:00 コメント1. 奥田伸子氏
14:00- 14:30 コメント2. 白井聡氏
14:30- 14:50 休憩
14:50- 全体討論
17:00 終了予定

2010年度大会近代史部会主旨文「資本主義社会を生きるということ―労働の現場を通じて」


 近代史部会ではここ数年、人々の結びつきが分断・再構築される歴史的局面について検討を重ねてきた。その背景には、自由の概念を企業の自由に縮めて社会的連帯を解体していく新自由主義に対する批判的認識がある。また昨今の派遣労働などに見られるように、労働市場の流動化や不安定化が進む現在、そのただ中を生きる人々のうちにも離散や生産の非人格化を経験することによって、資本主義の破壊的側面に対する疑問や不満が高まりをみせている。
 昨年度の大会報告では、資本主義の問題を、労働成果の再分配だけに求めるのではなく、働く者にとって労働そのものが持つ意味を問い直す視点が提示され、賃金制度や分業を通じて支配構造が貫徹するようにみえる労働の現場のうちに、これらを打ち破る相互扶助の原理に基いた実践が強く息づいていると捉えることの重要性が強調された。この場合労働とは、資本主義による社会編成の基底になると同時に、それとは異なる共同性の紐帯を構成する場にもなりえる両義的なものとして理解される。近代史部会ではこれまでも、労働の観点から近代社会において形成される多様で重層的な主体をいかに捉えるかについて議論を重ねてきたが(例えば2002年度大会報告を参照)、資本主義社会を問う契機を労働そのものの中から読み解く作業は今なお課題として残されている。
 以上をふまえて今年度は、支配とその変革の契機が交錯しあう場と、それを構成する労働の現場を生きた人々の活動と思想をその深部から問うことによって、資本主義社会の構造を考えたい。
 またその際には、労働の現場に視座をすえて、人々の具体的な生の様式をその根底からつかむとともに、資本主義を批判的に対象化する理論にまで高め、再び労働の現場に下降するという不断の往還運動として捉えることの重要性にも留意する。例えばハリー・ハルトゥーニアンは、不均等発展と万物の商品化を生む資本主義からの脱出と抵抗を求める欲望が、資本主義の外部に永遠の共同体を渇望するモダニズムイデオロギーの形成を促し、1930年代には資本主義を観念的に批判しながらもその物質的基盤を肯定したファシズムに連結するプロセスを検証した(『近代による超克』、岩波書店、2007年)。ここからは、生の営為の中から紡ぎだされた資本主義に対する批判理論もまた、人々の生を縛る枷となりうること、それゆえ具体的現場との関係で改めてこれらを問い直すことの意義が導かれる。
 加えて、こうした生きる現場に視座をすえることの重要性は、資本主義権力とそれを支える各主体の相関関係のプロセスの内部に解放の契機を創造したネグリ&ハートの議論を補助線とすることでさらに理解が深まると考える。彼らは、生の管理を通じておこる資本の搾取をその身体に刻みながら社会的生産を担い、人種やジェンダーに基く階層秩序に包摂されつつその一部を移動性と混交性によって打ち破る人々がもつ潜勢力をマルチチュード(多数多様性と訳される)とよんでいる。彼らの使用するマルチチュードには、相互補完的な二重の意味がある。すなわち、①グローバル資本主義に照応して人々の生を管理するネットワーク状の<帝国>的権力を内部で支えながらも、それに対抗しうるものとして立ち現れつつある存在を示唆する概念、②歴史を生きる人々の根底に常に潜在してきた一人ひとりの「生きる欲求」や他者と共同的に「生きる力」を把握する概念、である。
 一般的に言って、マルチチュードは①に関わる議論が多いが、人々の深部を問う参考軸として、今年度はより根源的な②の視角を汲み取ることで、①をめぐる議論の深化をはかりたい。②の観点からみた場合、マルチチュードとは、スピノザの「絶対的民主主義」(全員による全員の統治)や、マルクスの「生きた労働」(使用価値の独立性)の系譜から説明される、資本の支配のもとで働きながら、潜在的には資本の支配を拒否する全ての人々に内在する「自律的に社会を形づくる能力」として捉えることができる。それは、何ものにも媒介されえない根源的な潜勢力であり、人々の生を固定化した実体として捉えようとするあらゆる表象を問い直す基点となりうるものとして把握できる。またそれは、歴史研究が、資本主義社会を生きる人々の経験をどのくらい深い次元で対象化できるかを問うことにもなるだろう。
 以上のような問題意識から、運営委員会は松田裕之氏と榎一江氏に報告を依頼した。
 松田裕之氏の報告「20世紀初頭シカゴ屠場街の労働と生活―支配と変革の原風景素描―」は、20世紀初頭のシカゴ屠場街(パッキングタウン)を舞台として、東南欧系移民や南部出身の黒人からなる多種多様(ハイブリッド)な労働者群の生活実態を描くことにより、資本主義に内在する「差別性」・「非人間性」・「疎外性」などを浮き彫りにすると同時に、これら「生」破壊的な側面を打破・止揚する理念と実践が生まれる可能性を労働現場という空間(トポス)に探りたい。
 榎一江氏の報告「工場の労働時間―日本製糸業の現場から―」は、近代日本の経済発展を底辺で支えた製糸業における労働時間の変遷に着目する。一般に長時間労働として問題視されてきた工場の労働時間は、工場で働くということをどのように規定したのであろうか。労働時間の歴史を再検討することによって、製糸業の現場から資本主義社会の構造を問う。
 両氏の報告に対し、奥田伸子氏と白井聡氏からコメントをいただく。

文責:佐貫正和


参考文献(副題は省略)
安田常雄「民衆史研究の現在」『歴史研究の最前線』3、2004年。
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『マルチチュード』、NHKブックス、2005年。
松田裕之『労働者文化の胎動』清風堂、1999年。
榎一江『近代製糸業の雇用と経営』吉川弘文館、2008年。

[歴史学研究会の大会ページ]もご参照下さい。
近代史部会大会を開催します。みなさまのご参加をお持ちしております。

歴史学研究会 近代史部会 大会

資本主義社会を生きるということ

――労働の現場を通して

日時:2009年523日(日)、10:00〜

会場:専修大学生田キャンパス10号館 10201教室

[歴史学研究会の大会ページ]をご参照下さい。

報告者:

松田裕之
「20世紀初頭シカゴ食肉工場街の労働と生活――支配と変革の接点を探る」

榎一江
「工場の労働時間――日本製糸業の現場から」

コメンテーター:奥田伸子氏、白井聡

司会:太田亮吾(近代史部会運営委員)、角田和広(近代史部会運営委員)

時程:
10:30- 10:40 趣旨説明
10:40- 11:30 報告1. 松田裕之氏
11:30- 11:40 質疑
11:40- 12:30 報告2. 榎一江氏
12:30- 12:40 質疑
12:40- 13:30 休憩
13:30- 14:00 コメント1. 奥田伸子氏
14:00- 14:30 コメント2. 白井聡氏
14:30- 14:50 休憩
14:50- 全体討論
17:00 終了予定
[趣旨文を読む]

2010年1月26日火曜日

早稲田大学梅森研究室・公開特別講義:シカゴ大学モイシャ・ポストン「'Time, Labor, and Social Domination' 以後 現代グローバリズムの諸問題」

*早稲田大学政治学研究科・梅森直之研究室より以下の企画のご案内をいただきました。
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このたび梅森直之研究室にて、シカゴ大学のモイシャ・ポストン氏をお招きし、特別講義「'Time,    Labor, and Social Domination' 以後現代グローバリズムの諸問題」を開催する運びとなりました。詳細は下記案内文をご参照ください。またポスターにつきましては、梅森ゼミのサイト http://d.hatena.ne.jp/ummr/20100121 をご参照ください。

時節柄何かとお忙しいこととは存じますが、ぜひ多くの方にご参加頂きたく思います。
もし可能でしたならば、お知り合いの皆様にもご案内頂ければ幸甚に存じます。何卒宜しくお願い致します。
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シカゴ大学歴史学部 モイシャ・ポストン教授 特別講義
「'Time, Labor, and Social Domination' 以後 現代グローバリズムの諸問題:
  ロバート・ブレナー、ジョバンニ・アリギ、デヴィット・ハーヴェイを『資本論』の論理から批判する」


日時:2010年1月29日(金)17時~20時
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス11号館 506教室(http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
講師:モイシャ・ポストン(シカゴ大学歴史学部教授 http://history.uchicago.edu/faculty/postone.shtml
モデレーター:梅森直之(早稲田大学政治経済学術院教授 http://d.hatena.ne.jp/ummr/
参加費:無料
使用言語:英語
主催:早稲田大学 梅森直之研究室 ポストン来日特別講義実行委員会
ポスター:カラー版JPEG http://bit.ly/6AWqNu
     PDF (1.6MB) http://bit.ly/51fhJv
     モノクロ版 http://bit.ly/6J7e8Bl
     PDF (1MB) http://bit.ly/7Lbbf1

『時間、労働、社会的支配』推薦のことば(原著裏表紙より)

「ポストン氏は、後期マルクスの社会経済学理論について、デヴィッド・ハーヴェイの『資本の限界』(1982年)以来、最も卓越した分析を成し遂げた。これはまぎれもなく長年にわたる研究と熟考の成果である。それだけ待つ価値は十分にあったと 言わせるだけの仕事である」
──デヴィッド・マクレラン(American Political Science Review)

「この複雑で、濃密な、よく練られていて読みごたえのある研究論文において、モイシャ・ポストン氏は、『資本論』の核心の構造を基礎から再構成し、再解釈してみせた。ポストン氏の議論は厳密で重厚なものであり、資本主義の力学について異なった見解をもつ者にとっても、本書は必読の書であると言える」
──ボブ・ジェソップ (American Journal of Sociology)

「モイシャ・ポストン氏が着手した野心的な企ては、これまで為されてきたような、誤解を招きやすい歴史超越的な一般化の手法によってではなく、マルクスの思想を、まさにマルクス自身が意図していたところの、歴史的特殊性のレンズを通して見ることによって甦らせることにあった。その説得力に満ちた議論の道程をきちんとたどる読者には十分に報いる学的解読である」
──ロバート・ハイルブ ロナー(New School for Social Research)

「久しく待ち望まれていたマルクス主義理論の再構成。モイシャ・ポストン氏は、なぜ[資本主義の危機]は根本的な変革なくして終焉しえないのかということについて、新しい、想像力に富んだ説明を施している。そうすることで、彼は、しばしば嘆かれてきた、フランクフルト学派の批判理論がもつ「経済学的なるものの欠如」を補填するという、長い道のりを歩むのである」
──マーティン・ジェイ (カルフォルニア大学バークレー校)

「これは、最近、新たに成長しているマルクス主義を主題とした文献のなかでも、マルクスの批判理論を最も深いところから考え直した作品である」
──トーマス・マッカーシー(ノースウェスタン大学)

「基本に帰れ」と言われるときにありがちな無味乾燥さはここにはない。彼の読解は、商品、労働、価値、時間などといったカテゴリーを20世紀に為されたいかなる解釈にも劣らないほど、魅力的なものとして呈示する。近年の議論はまさにマルクス理論が指示するものをいかにして延期するかについて論じてきたわけだが、『経済学批判要綱』から得られるポスト資本主義的なビジョンに接合されるとき、マルクスのプロジェクトは、たちまち生き生きとしたものとして現 われてくる」
──ジーン・シューラー(Telos)

「ポストン氏の主張は重要であり、挑発的である」
──サイモン・クラーク (Contemporary Sociology)

2009年11月13日金曜日

ワークショップ:千葉大学大学院人文社会科学研究科 国際研究交流論

千葉大学大学院人文社会科学研究科より以下の企画のご案内を頂きました。 

千葉大学大学院人文社会科学研究科 国際研究交流論 ワークショップ開催のおしらせ
歴史学研究会
  会員各位

 いつもお世話になっております。
  下記ワークショップの開催についてお知らせいたします。
  ご参加いただければ幸いです。

 千葉大学大学院人文社会科学研究科国際ワークショップ
 The Empire Strikes Back ; A Comparison of the domestic Impact of War onJapan and the United States

 日時 2009年11月28日(土)13時~

 場所 渋谷区アイビスビル10階 世界史研究所スカイラウンジ

 講演者 ルイーズ・ヤング(ウィスコンシン大学マディソン校)

 使用言語 英語・日本語

 主催 千葉大学大学院人文社会科学研究科大学院GP「実践的公共学実質化のための教育プログラム」

 共催 世界史研究所

 連絡先 千葉大学大学院人文社会科学研究科教育支援室

 担当 崎山直樹 sakiyama@shd.chiba-u.ac.jp 043-290-3823

2009年10月26日月曜日

2009年度10月例会の様子

* 10月24日に行われた10月例会の様子です *

                (手前から)報告者の増田好純氏と佐々木啓氏


                           会場の様子

*当日はお二人のご報告と問題提起をうけて、活発な議論が交わされました*

*たくさんのご来場、ありがとうございました*



2009年10月7日水曜日

10月例会のお知らせ

下記の要領で10月例会を開催します。どうぞお気軽にご参加ください。
 
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 歴史学研究会近代史部会10月例会

 日時:1024日(土)、13:00~
  
 報告:佐々木啓
     戦時期日本における皇国勤労観の論理と機能

     増田好純
      ナチ・ドイツにおける労働動員
       ―ドイツ人・外国人・強制収容所囚人、ユンカース航空機・発動機製作所を例に-
 
 会場:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室
     東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分
[地図]
 
 参加費:資料代のみ実費をいただきます。

 主催:歴史学研究会近代史部会


ビラ/ポスターPDFをダウンロード