2009年3月12日木曜日

アジア民衆史研究会2008年度第2回シンポジウム

 アジア民衆史研究会よりシンポジウムのご案内が来ましたので掲載いたします。

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2008年度第2回シンポジウム


「警察」をめぐるポリティクス


東アジアにおける民衆の世界観 (8)




日時:2009年315日(日)、13時から17時


報告:


 松尾直子「清末中国における治安維持体制の変容──直隷省順天府を中心にして──」


 梅森直之「「人足寄場」の思想史的位置(仮)」




会場:早稲田大学染谷国際記念会館


東京都新宿区西早稲田2-3-4


早稲田駅(地下鉄/東西線)出口1より徒歩10分


※AVACO(財団法人基督教視聴覚センター)となり




司会:佐野智規(早稲田大学、ワーキンググループ)


主催:アジア民衆史研究会


趣旨文は[2008年度趣旨文]からご覧いただけます。


事前のお申し込みは必要ありません。みなさまのご参加をお待ちしています。




2008年11月13日木曜日

11月例会の様子



報告者のお2人と、司会(運営委員)。





討論の様子。
たくさんのご来場、ありがとうございました。

シンポジウム「国民国家形成期の民衆運動と政治文化」

 アジア民衆史研究会より以下の企画のご案内を頂きましたのでここに掲載いたします。

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人間文化研究機構アジア民衆史研究会 シンポジウム

国民国家形成期の民衆運動と政治文化

主催:人間文化研究機構連携研究「国民国家の比較史的研究」班

共催:アジア民衆史研究会

日時:1129日(土)930分~1730

場所:明治大学駿河台校舎 リバティータワー8階 1083教室

問題提起:趙景達(朝鮮近代史、千葉大学文学部教授)

基調講演:深谷克己(日本近世史、早稲田大学文学学術院教授)
「東アジア法文明圏と政治文化-『百姓成立』論の視界-」


報告者:

久留島浩(日本近世史、国立歴史民俗博物館教授)
「近世後期地域社会の運営と民衆運動-19世紀の美作地域を中心に-」

秋葉淳(オスマン帝国史、千葉大学文学部准教授)
「19世紀オスマン帝国における改革と抵抗―アナトリアの事例から-」

藤谷浩悦(中国近代史、東京女学館大学教授)
「民国初期の政治的統合と地域社会―第二革命前後の湖南省を中心に―」

愼蒼宇(朝鮮近代史、都留文科大学講師)
「武装せる『無頼之徒』-韓国併合期における抗日蜂起とその政治文化-」

割田聖史(ドイツ−ポーランド近代史、宮城学院女子大学准教授)
「異化と統合のはざまで-帝都ベルリンのポーランド人-」


コメント:石田憲(国際政治史、千葉大学教授)


全体討論司会・総括:須田努(日本近世史、明治大学准教授)


事前のお申し込みは必要ありません。みなさまのご参加をお待ちしています。

2008年10月19日日曜日

11月例会のお知らせ

下記の要領で11月例会を開催いたします。どうぞお気軽にご参加下さい。

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歴史学研究会近代史部会11月例会

ナショナル・ヒストリーのつくり方

日時:119日(日)1300

会場:早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室
   東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分 [地図]

参加費:レジュメ代のみ、実費をいただきます

報告:立石洋子
   スターリン政権期のソ連における自国史像の変遷

   長谷川亮一
   「皇国史観」における「日本」の範囲と「八紘為宇」の理念
                  ――文部省編纂書籍を中心に
 
※参考文献 
 長谷川亮一『「皇国史観」という問題』(白澤社,2008年)
 立石洋子「ソ連における「国民史」の創造」(『歴史学研究』845,2008年)

主催:歴史学研究会近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/

2008年10月8日水曜日

同時代史学会 第20回定例研究会のお知らせ

 同時代史学会より、第20回定例研究会のお知らせを頂いたので掲載いたします。

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同時代史学会 第20回定例研究会

戦後社会と映画文化

日時:2008年118日(土)、14:00〜18:00

会場:立教大学12号館 第1・2会議室(池袋キャンパス)[地図]
詳細は[同時代史学会定例研究会のページ]をご参照下さい。

報告者:
木村智哉氏
「アニメーションの消費文化への展開―東映動画における作品と制作者の動向を例に」
千葉慶
「日米安保体制と裕次郎映画―戦後日本映画における〈植民地的主体〉意識の臨界点をめぐって」

コメント:

お問い合わせ先:
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学経済学部 森武麿研究室
E-mail: maro☆econ.hit-u.ac.jp(☆を@に変更)
Tel・Fax:042-580-8905

2008年9月8日月曜日

総合部会2008年度第1回例会のご案内

 歴史学研究会本部より、総合部会2008年度第1回例会のご案内です。
 みなさまのご参加をお持ちしております。

歴史学研究会総合部会 2008年度 第1回例会

公文書管理法と歴史学

有識者会議中間報告の射程と課題

日時:2008年921日(日)、13:00〜17:00

資料代:300円

会場:東京大学本郷キャンパス 法文1号館1階113教室[地図]
詳細は[歴史学研究会の部会活動のページ]をご参照下さい。

報告者:
加藤陽子氏「未来を燃やさないために-公文書管理をめぐる次の一歩」
安藤正人氏「『中間報告』を読んで-アーカイブズ学の立場から」
吉田裕氏「公文書の保存・公開問題と日本近現代史研究」

お問い合わせ先:歴史学研究会事務局
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2 誠華ビル
Tel: 03-3261-4985 Fax: 03-3261-4993

2008年7月16日水曜日

アジア民衆史研究会2008年度第1回シンポジウムのご案内

 アジア民衆史研究会より、下記の企画のご案内をいただきましたので、掲載いたします。

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アジア民衆史研究会2008年度第1回シンポジウムのご案内



「警察」をめぐる

ポリティクス




東アジアにおける民衆の世界観 (8)

日時:2008727日(日)、14時から


報告:
 愼蒼宇 「近代朝鮮における警察と民衆」
 大日方純夫 (題目未定)


会場:早稲田大学染谷国際記念会館
東京都新宿区西早稲田2-3-4
早稲田駅(地下鉄/東西線)出口1より徒歩10分
※AVACO(財団法人基督教視聴覚センター)となり


2008年度アジア民衆史研究会では、「「警察」をめぐるポリティクス」を年度テーマに掲げ、「警察」と民衆が接触するミクロな範囲を対象とし、そこにおける権力と民衆との複雑な関係性を議論することで、近世・近代移行期における民衆の世界観の一端を明らかにしたい。

 これまでアジア民衆史研究会では2001年度以来、中長期的なテーマとして「東アジアにおける民衆の世界観」を掲げてきた。そこでは、空間・時間・人間に関わる意識総体を〈世界観〉として把握し、そこからアジア地域における民衆の主体形成の問題を検討することを課題としている。

 このテーマのもと、「君主観と主体の形成」(2001年度)、「他者をめぐる空間認識」(2002年度)、「他者をめぐる空間認識Ⅱ」(2003年度)、「移動・接触からみる空間認識」(2004年度)、「ウェスタンインパクトはいかに語られたか」(2005年度)の年度テーマを掲げて議論を重ねてきた。

 しかし、これらの議論は最終的には国民国家論に還元されてしまうだけではないのか、という課題が生じてきた。そこで、人々の生活世界における身近で微細な権力・政治の闘争をポリティクスとし、ある「場」にあらわれるポリティクスに注目して、そこから民衆の思考や行動をみることとした。2006年度は「死をめぐるポリティクス」を年度テーマに掲げ、死者の葬り方や墓地のあり方などに対し、近世・近代移行期の権力が多様なかたちで介入し、地域社会や民衆との相克を孕みつつ、新たな変容を生じさせていく様相を明らかにした。ついで2007年度は「老いをめぐるポリティクス」を年度テーマとし、「老人」に対する権力の関与だけではなく、「老い」やその対極にある「青年」を規定する社会的背景をも含めた議論を行なった。

その結果、「場」には、社会や大小の権力の介入があり、単なる対立に留まらない権力と民衆との様々な関係性を見出すという成果を得ることができた。その一方で、そこにみられる権力の多様さゆえに、権力と民衆との関係性をめぐる論点が広がりすぎたため、議論の集約という点では課題が残された。

そこで2008年度は、民衆世界に介入する様々な権力のうちの一つである「警察」を主たる検討対象として設定することとした。ここでいう「警察」は、近代国家制度としての警察に限定せず、広く治安維持権力一般を指すものとする。

従来、警察は民衆と対立する存在としてのみ位置付けられる傾向にあった。しかし、近年の研究では、権力と民衆の関係性を問い直すものがみられる。近代の日本においては、警察制度と民衆が接触するなかで「警察の民衆化」や「民衆の警察化」という事態が生じていたことが指摘され、植民地化過程の朝鮮においては、植民地権力が植民地民から憲兵を採用し、そのことが権力側・民衆側双方に矛盾をもたらす状況が指摘されている。

前近代の治安維持権力に関する研究でも、対立ばかりではない民衆との関係性が指摘されている。例えば近世の日本では、民衆を取り締まる側と取り締まられる側の人間が同一であることがしばしばみられ、農兵などのように民衆が治安維持権力を形成する事例が知られている。また中国史の研究においては、清朝期の江南地域で民衆が国家の治安維持権力を地域社会に招き入れて治安維持の実現をはかっていたことが明らかにされている。このようにしてみると、抵抗と抑圧の図式のみに回収されない「警察」と民衆との関係性を描くことが現在求められているといえよう。

「警察」をめぐるポリティクスをみることは、「警察」研究を進展させるだけではなく、民衆史研究にとっても大きな意味があろう。なぜなら、民衆の生活世界を対象としたミクロな視点で「警察」と民衆の接点をみることによって、そこにあらわれる民衆と権力の複雑な関係性を描き出し、民衆の世界観の新たな側面を浮かび上がらせることができると考えられるからである。

そこで2008年度第1回シンポジウムでは、朝鮮の警察や憲兵についてご研究されている愼蒼宇氏と、日本近代の警察史をご研究されている大日方純夫氏のお二人にご報告いただくことにした。
活発な議論を期待する。